IN MY TIME

究極のガーデナー、ターシャ・テューダーの暮しに憧れ、いつか彼女のように暮したい。その夢を少しずつ形に…。都内の狭い庭で趣味の養蜂、キャンドル、ポーセレンレースドールと愛犬ブリュツセルグリフォンとの日常。

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我が家のワンこ歴 あぶさん

初代犬「あぶさん」・シーズー・雄・年齢不詳。
今から約14年前のちょうど今日。仕事帰りに自宅近くをうろついている犬を見かけました。
当時私は、外資系薬品会社に勤務し昇格をし、結婚をして、これからもっと頑張るぞ!と
思った矢先に日本企業との合併が決定し納得の行かない処遇となり、絶望感と脱力感で
落ち込んでいました。

一度帰宅したものの、どうしてもあの犬が気になり、犬を探して獣医へ。
獣医さんは5年に一度見るかどうかの酷い虐待ぶりだ。とおっしゃいました。
飼い主を探しましたが、当然のことながら飼い主は現れませんでした。
当時、ペット禁止の賃貸マンションにヒマラヤン猫(レオ)をこっそり飼っていました。

「彼」をいつまでも獣医さんに預けてはおけず、引き取りました。
はじめての室内犬の飼育は想像した以上に大変なものでした。
一日中吠え続け、檻から脱出しては部屋を荒らし、猫のレオはストレスで体調を崩したり。
私は大家さんにいつバレるか?と眠れない日が続き、心労で職場で倒れ救急車のお世話
になりました。
さすがに倒れた時は「彼」を飼うことは無理だと思いました。でも皮膚病で醜い姿になった犬を
誰が里親になってくれるだろうか...仕事に破れ、小さな犬の命さえ救えない自分の無力さに
涙がとまらなかった。病院に駆けつけた夫に「もう駄目だ、あの犬は飼えない」と降参した。
夫が「大丈夫だよ」と言ってくれた。夫や獣医さん、会社の同僚、習い事教室の犬を飼っている
クラスメイトの励ましとアドバイスに支えられ「彼」は家族となりました。
名前は「あぶさん」と名付けました。

ちょうど読んでいた村松友視の「あぶさん物語」の主人公(猫)の名前から頂きました。
日比谷公園の野良猫だったところを保護されたのです。あぶさんの由来はロシアの酒、
アプサンからつけたそうです。

その後、あぶさんとは13年暮すことができました。推定で20年近く生きたと思われます。
前立腺肥大をきっかけに一年近い闘病の末、昨年5月に眠るように虹の橋へ旅立ちました。
先に虹の橋へ渡ったレオと楽しく過ごしていることでしょう。

いつもいるはずのあぶが居ない生活がとても辛い。どんなにお金を出すと言っても、どんなに
神様にお願いをしても、あぶさんはもどってこない。ハンプティダンプティのお話と同じですね。
病的な私を見て、新しい家族を迎えるよう薦めてくれた夫。そして二代目が我が家に。
完全に心の整理がついたわけではないけど、13年暮らせたことに今は感謝の気持ちでいっぱい。
ありがとう。ありがとう。

Pic010 ブログ用
変な格好でしょう、本人も不機嫌ね。服はレオの遺品(デメルの猫ちゃん風にしたくて購入したドレス)、カツラはビスクドール・ジュモーのもの、サイズが合いませんね^^;
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