IN MY TIME

究極のガーデナー、ターシャ・テューダーの暮しに憧れ、いつか彼女のように暮したい。その夢を少しずつ形に…。都内の狭い庭で趣味の養蜂、キャンドル、ポーセレンレースドールと愛犬ブリュツセルグリフォンとの日常。

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決断できない

我が家の庭は、住宅に囲まれている為、冬場は庭に日が当らない。
庭の巣箱は、西日がほんの少し当るだけ。
風通しも悪い。そんな中で飼育されたミツバチは災難だと思う。

スズメバチに襲われた群は、ダニの悪影響で、蜂数はあっという間に激減。
幼虫がいる巣房は、既にダニが入り込み、幼虫から栄養を吸い取っている。
ダニに養分を吸われた幼虫は、巣房の中でミイラになっています。

ダニは成蜂に寄生して巣箱内に侵入します。成蜂の養分を吸い取ります。
ダニは、幼虫が居る巣房の蓋(キャッピング)がされる前に巣房に入り、
幼虫の栄養を吸い取ります。キャッピングされた巣房には入らないそうです。

(ダニに汚染された巣脾枠、蓋の所に小さな穴、頭だけ出して死んでいる出房間近の蜂)
穴

こうした弱い群は「合同」と言って、強い群の巣箱に弱群を合せます。
(合同の方法はいくつかあるのですが、ここでは割愛します)
しかし今の時期の合同は、弱群の女王蜂を殺さなければいけません。
ミツバチのコロニーは女王蜂1匹と働蜂、雄蜂(冬場は居ない)で形成されているからです。
プロは迷わず、弱群は早い時点で合同をさせ、越冬前には蜂数を増やしているものですが、
私は飼育経験も浅いので、毎回感動を与えてくれた女王を殺すことができません。
「なんとか生かしたい」思いが、判断を鈍らせます。

ダニ駆除剤の効果があるようで、成蜂に寄生したダニは減っているので、
成功率は低いだろうけれど、弱群のダニが居そうな巣脾枠を全て廃棄しました。
そして小さな巣箱に、新しい巣脾枠と給餌枠、貯蜜枠を入れ、弱群を入れました。
女王の産卵と働き蜂の生命力に懸けました。
ここ数日の日中の気温が高いので、産卵が進んでいるといいんだけど。
誕生まで21日間、卵を温める働き蜂達の数も減らないことを願うばかり。
庭のもう1群は順調です。でも、山に置いてある群よりは数が少ないです。

※冬場の巣箱内は、働蜂は女王蜂を囲んで蜂球を作って温かさを保ちます。
その為に蜂数が多ければ多いほど、越冬に良いのです。

寄生ダニやスズメバチの襲撃もあり、越冬前にかなり蜂数を減らしてしまいました。
今年も厳しい状況にしてしまいました。
越冬前までに十分な蜂数を増やしてこなかった私の管理が悪いからです。

今はピュアな気持ちでミツバチに接しているけれど、いつか私もプロのように、
早い時点で見切りをつけ、強群をつくることが優先になるんだろうか・・

殺生はかわいそう。なんて言ったって、結局は群の建て直しができず死んじゃうだから、
早く合同すればいいんだよ。と考えるもう一人の自分がいて・・。
養蜂家になるなら、必ずいつかは女王を殺さなければならない時がきます。
生き物で生計を立てることは、葛藤があるんですね。
今は失敗すると分かっていても、気持ちに正直に頑張れることをやります。


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Comment

Re: エールを送るしか… 

香奈子様
こんにちはv-222
いつもお優しい言葉で励まして下ってありがとうございますv-22
先の事は誰も分からないものですよね。仰る通りその時々で納得の行く判断を
して行く。考え抜いたことなら、私も決して無駄ではないと思います♪
人より遠回りしているかも知れないけれど、諦めず、自分で考える事をいつも念頭におきます!

いよいよイベントですねv-10
楽しそうですね~v-290v-352
お身体を大切に、頑張ってくださいねv-342


  • posted by ベスパM 
  • URL 
  • 2010.11/12 15:27分 
  • [Edit]
  • [Res]

エールを送るしか… 

こんばんは。
私にはエールを送るしか出来ないけれど現時点でのベスパさんの
考えと姿勢に感動します。
またいつか言われる様に女王を…そういう日が来ても、今の愛情が
きっとこの先に繋がると信じています。仕方のない選択にみえても
その時々で納得できることもあるかな…と勝手な言い草でごめんなさい。
でも頑張って心とも葛藤している今は無駄じゃないですよ(^^)d
  • posted by 香奈子 
  • URL 
  • 2010.11/11 19:00分 
  • [Edit]
  • [Res]

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